FXトレード日記【4月11日】

トレード概要

ロングもショートもどちらもあり得るシナリオを想定

ポンド／円の4時間足：4月11日

4月11日（月）は2つのポジションを持った。日曜日に今週の大まかな見通しを立てた時は、

①下降トレンドへの転換
②最高値を越えて上昇トレンドの継続

といういたってシンプルなシナリオを構築。

下降へ転じるならば、画像白マーカーのように比較的大きな波を描きながら、じりじりと価格が動くと想定した。一方、ここまでの上昇波が継続する場合は、一旦は直近の最高値（164.166）辺りまでは上がるだろうと踏んでいた。

つまり、日曜時点で上か下かを断定するのは不可能。どちらにも動き得る相場と考え、1時間足を軸に、より下位足のプライスアクションを見て対応する戦略が吉という結論になったのだ。

エントリー戦略

2つのレンジに注目

ポンド／円の1時間足：4月10日

エントリー戦略を考える時、2つのレンジに注目した。最高値（164.166）をピークにいったん下降しているものの、レンジを形成しながら階段状に再び上昇している動き。

要は、階段状に上昇するならば、レンジを上にブレイクした場合あまり大きな押し目をつけずに一気に上がる可能性がある。反対に、下に抜けるなら、レンジ2つ分に渡って貯まっているロング勢の損切りを巻き込んだ派手な下落になる。こんなふうに考え黄色線で囲んだボックスレンジのブレイクを狙ったトレード戦略だった。

損失許容額は控えめに設定

エントリー方向は「出たとこ勝負」感覚で決める予定だったので、事前に設定した損失許容額は8,000円と控えめに設定。加えて、レンジブレイク後の騙しによる被害を嫌い、「1回目は3000円」「2回目のピラミッディングで5000円」と、分割してエントリーすることに。それぞれ、0.06と0.1ロットが適正投入ロットになった。

投入ロットは「{損失許容額÷(損切りpips+スプレッド)}÷(クロス円レート×10)」で計算してます！

エントリーから決済まで

ブレイク後の1時間足確定を待ってからエントリー

ポンド／円の1時間足

レンジの上限と下限に設定していたアラームが仕事中に鳴った。見ると、上にブレイクしており、上昇トレンドが継続するのか…と、ショート大好き無名君は少し残念な気持ちに。

ブレイクしたローソク足（1時間足）の確定を待ってから、0.06ロットを打診でロング。その1時間後に、より下位足の押し目を確認してから0.1ロットを追加でエントリーした。

押し目がないので早めの決済を考える

ポンド／円の5分足

エントリー後は、仕事の合間に5分～1時間足の確認し、1時間足レベルで押し目が付いたらさらにピラミッディングする予定でいた。しかし、画像のように5分足の20EMAにガイドされる形で上昇を続け、1時間足レベルでの押し戻りが一切ないまま60pipsほど上昇してしまう。

損益的には嬉しい反面、チャートの形的には少し不安を覚え、予定していた最高値（164.166）前の決済にプランを変更。最終的に163.690で早めに決済をした。今後、1時間足レベルで比較的大きめな押し目をつけたら再びロングエントリーする方針に変更した。

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